芝生のおはなし

~環境と芝生~

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環境と芝生

校庭を芝生にすると・・・

動物がふえる
草をたべる小さい虫がやってくる。
小さい虫を食べる虫がやってくる。
虫を食べる鳥がやってくる。

植物がふえる
かたい土の校庭では芽をだせなかった草の種が、芝生に守られて芽をだすことができます。
中には芝生に勝ってしまう草もありますが、芝生の手入れをすることでバランスがとれるようになります。

温度や湿度が安定する
土の校庭に比べ、芝生の校庭はあつくなりすぎたり、かわきすぎたりしません。
これは一つ一つの芝生が、温度や湿度を一定にするはたらきをするからです。

そよ風が吹く
夏の都会の学校では、校庭のまわりのたてものに比べ、芝生の校庭の温度が低くなります。
空気は涼しいところから、暑いところへ流れるので、風がない日でもそよ風が吹くようになります。

地球を冷まそう!

―――熱くなる都市
コンクリートでできたビルが立ち並び、アスファルトで舗装された都市では、車の排気ガスやエアコンの熱をためこんでしまうため、都市のまわりと比べて気温が高くなっています。このことをヒートアイランド現象といいます。

熱帯夜(ねったいや)
コンクリートなどが熱をためこむと、夜になっても気温がさがらずに、寝苦しい夜が多くなります。寝苦しいためにエアコンを使うと、さらに都市の気温が高くなってしまいます。

熱中症(ねっちゅうしょう)
真夏の太陽の下で長い時間運動したり、気温が高く湿っている部屋のなかにいると、気を失ったり、はき気がしたり頭がいたくなったりすることがあります。これを熱中症といいます。
体温の調整がうまくできなくなってしまうためにおこります。なかには暑さでなくなってしまう人もいます。
気温が30℃以上になったり、夜になっても涼しくならないと、熱中症になりやすくなります。

ヒートアイランド現象の原因
ヒートアイランド現象の原因は、都市があたためられているためです。
人間が使う車やエアコン、工場からは、たくさんの熱がはきだされます。はきだされた熱はコンクリートやアスファルトがためこんでしまいます。
公園や林、畑などの植物でおおわれている場所は、そのまわりと比べて気温が低くなります。しかし、都市ではそういった場所は少なくなっています。

―――ヒートアイランド現象と校庭の芝生化

植物の蒸散効果(じょうさんこうか)
芝生などの植物は、水を根からすい上げて、水を蒸気に変えて葉から出しています。このはたらきを蒸散(じょうさん)といいます。
水を蒸気に変えるときに熱を使うので、葉の温度は下がります。植物数本では効果がありませんが、校庭の芝生のように、広い面積が植物におおわれていると、地表の温度を下げる効果があります。

舗装(ほそう)と芝生
都市の地表の多くはアスファルトなどでおおわれているため、緑や土の地面や、沼や川などの水面が少なくなってきています。
アスファルトや土・砂の地表の場合は、雨などでぬれている場合をのぞいて、蒸発が少ないので、熱は使われずたくわえられてしまいます。
都市はビルなどの建物がすき間なくびっしりと集まっているため、広い場所に植物を植えることは難しいですが、学校の校庭はまとまった場所に芝生を植えることができます。

―――わたしたちにできることはなんだろう?

エアコンの温度を調整(ちょうせい)する
夏は冷房の温度を28℃に、冬は暖房の温度を20℃にすることで、エアコンからはきだされる熱の量を少なくすることができます。

自動車のアイドリングストップ
車が走っていないときにエンジンをストップすることを、アイドリングストップといいます。エンジンを止めることで、車から出る排気ガスや熱を少なくすることができます。

打ち水
お風呂の残り湯や雨水をつかって、道路などに水をまきます。これを打ち水といいます、まいた水は蒸発する時に、コンクリートやアスファルトの熱を奪います。
打ち水は、朝や夕方に行う方が効果的です。

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